BMW420iクーペM Sport[F32]インプレッション。納車から2,000km走って感じたこと【2】

Date : 2014/06/03|Update :
Category : BMW420iクーペ
Tag : BMW420iクーペ[F32]試乗インプレッション, BMW4シリーズクーペ[F32]
納車から2,000km走った感想
2014年2月にBMW420iクーペM Sport[F32]が納車されて約3ヶ月。2,000km走ってみた感想です。【以前書いた記事】
BMW420iクーペM Sport[F32]インプレッション。納車から2,000km走って感じたこと【1】
納車直後の感想はこちらです。
BMW420iクーペ[F32]M Sportのファーストインプレッション[1]ハンドルが軽い!
BMW420iクーペ[F32]M Sportのファーストインプレッション[2]乗り心地はしなやかで、不快な突き上げもありません。
BMW420iクーペ[F32]M Sportのファーストインプレッション[3]エンジン音はひかえめです。ちょっと物足りないかも。
BMW420iクーペ[F32]M-Sportのファーストインプレッション[4]リアの居住性はきちんと確保。4人乗車も問題ありません。
馬力・トルクアップで市街地走行では不満なし

BMW320iクーペ[E92]の時は、走り出しでちょっともたついた感じがありましたが、BMW420iクーペ[F32]では低速域のトルクが良くなっているので、走り出しが軽くなった感じです。
市街地走行でパワー不足を感じることはありません。
ほとんど市街地走行なので燃費が良くない
納車されてから、ほとんどが市街地走行なので燃費は良くないです。^^;約8km/lと言ったところでしょうか・・・
以前一度だけ高速に乗ったのですが、この時の燃費は約11km/lでした。走行区間は外環~関越(鶴ヶ島)の約40kmです。
走行距離(40km)が少なかったので燃費は思ったより良くなかったです。もっと長距離の高速走行になれば燃費は良くなると思います。
高回転域のトルクの落ち込みが大きい

慣らし運転中なので高回転域での運転はあまりしていないのですが、何度か5,000回転以上回したことがあるんですね。
そのとき感じたのが、「5,000回転を超えてからのトルクの落ち込み」です。エンジンの回転数は上がっているのですが、加速感が感じられないのですね。
それで、エンジン特性を調べてみたのですが、グラフを見るとその理由が良く分かりました。
BMW420iクーペ[F32]のエンジンスペック | |
モデル | BMW 420iクーペ |
型式 | N20B20B |
種類 | 直列4気筒DOHCガソリン |
総排気量[cc] | 1,997 |
圧縮比:1 | 11.0 |
最高出力 kW[ps]/rpm | 135[184]/5,000 |
最大トルク Nm[kgm]/rpm | 270[27.5]/1,250-4,500 |
燃料消費率 JC08モード[km/l] | 16.4 |

BMW420iクーペ[F32]のエンジンは、1,250回転から最大トルクを発揮し、そのトルクが4,500回転まで続きます。
そして、4,500回転を超えたあたりからトルクが低下します。馬力も5,000回転がピークになっています。
これが、5,000回転を超えたあたりから加速感を感じられなかった原因だったのですね。
エンジン特性を理解してドライブする

近年の傾向として燃費性能を向上させるため、高回転域でのトルクよりも低回転の実用域でのトルクを重視しています。そのため、このエンジン特性は仕方がないのだと思います。
ただ、高回転が回らないからダメなエンジンと言うことではなくて、自分の乗っているモデルのエンジン特性をきちんと理解して、どのようにすればそのエンジンの性能を最大限発揮できて、楽しく運転できるのかということを考えた方がいいですよね。
そう考えると、最大トルクが出ている4,500回転のちょっと前でシフトアップしていけば、トルクの落ち込みを感じることなくドライブできるということですね。
あれこれ試行錯誤しながら、最適な運転方法を探っていく・・・というのも楽しいものですね!
【参照記事】
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